血液を調べる〔4/5〕
最終更新:19.3.11

血液を調べる〔4/5〕

赤血球の変化 その3
“結合”
Observing Blood (4)
Metamorphosis of Red Corpuscles -Part 3 "Bonding"

血液を調べる 3/5”の続き。
 赤血球から分化した球体は、微動しながら自らを変形させて、ぴったり結合しようとする。それはサッカーボールの模様のようだ。
 この血球たちの動きは精妙であり、ある条件下で何らかの組織を形成しようとする経過であることは認識できる。
 プレパラートという生体活動とは関係のない、特殊な場での反応であることからすると容易に判断は下せないが、痂皮(かさぶた)を形成しようとするようにも考えられる。しかし、人体という生体のなかでの場合を考えると、他の「細胞組織」に移行しようとする可能性を否定するわけにはいかない。というのは、赤血球の変身(分化)が可逆的であることを確認しているからである。




モルゲロン病

 ケムトレイル問題の一つに「モルゲロン病」がある。
 気象操作の手法の一つであるケムトレイル(Chemtrail)の一環として、航空機によって、マイクロファイバーやその種 (?)、細菌 (フザリウム菌)、あるいはまた、何らかの化学物質が散布されていると言われる。
 これらの散布物は、肺や皮膚を経由して人体に入り、体内で変化しながらヒトの皮膚や粘膜に発疹や炎症を引き起こすといわれている。これがモルゲロン病 (Morgellons Disease) と呼ばれるもので、世界的には幾多もの症例が公表されている。そして、私自身も発症者のひとりである。(その画像等はすでに公開している。)

 モルゲロン病の特徴的な症状として、皮膚や粘膜などからフィラメント(単繊維)が検出される現象がある。それらのフィラメントは、ヒトの体内で生成されるか、あるいは、それ自体が成長しているともいわれている。私は、それを踏まえ、フィラメントがひょっとして血液の中にも存在するのではないかと考えた。
 もちろん、これまでの学問でも、血液成分として線維素すなわちフィブリン、フィブリノーゲンがあるのは知られている。しかし、モルゲロン病の場合は、散布された物質が体内でフィラメントに変化したか、あるいは、フィラメントを合成または産出したかが問題となる。さらには、フィブリン、フィブリノーゲンとの関連性や、遺伝子との関わりも突き止められなければならない。

 「モルゲロン病」は人為的なものであって、悪質な意図のために多くの人々が苦悩を強いられているのは事実であろう。これは気味の悪い異常なことなので「病気」とされているが、一方では排泄作用の一環すなわち浄化の過程と捉えることもできる。
 体内外にフィラメントが存在するのには、ケムトレイルに関連した、ある計算されたシナリオがあるとは思う。それを暴きたい欲求があるのは否めないが、それもさることながら、私は、体内でフィラメントを生じる原料が排泄のためにどのような仕組みで運ばれるかにより強い関心を持ったのである。
 どういう条件下でどの程度の症状が起こり、どこまで進行するのか、どの程度でとどまるのか、また、また、治癒すべきかどうかは、個々人の肉体の健康の条件、傾向性、自浄能力に大きく左右される。
 私たちの体内では、自然に則さない不具合を改善しようとする方向性(これも摂理といってよいかもしれない)に基づいて何らかの意図が働き、様々な現象が起っている。その大半を担っているのが「血液」であり、主役は「赤血球」である。

 私たちは幸いにも千島喜久男医学博士の研究業績を知る機会を得たが、現代医学の常識を採るか、千島博士の英知を根底とするかで、たどるプロセスも結論もまるで違うものになると思っていた。しかし、その答えは、予測通り、意外とあっさり出てしまった。それが今回のビデオ映像である。

千島学説のうち、次のことは押さえておく必要がある。

  • 赤血球は、必要に応じ、白血球、血小板、リンパ球に、可逆的に変化する。
  • 人体の毛細血管は閉鎖構造ではなく、解放されており、血液は各組織に自由に出入りする。
  • 膿は、細菌と戦った白血球の死骸ではなく、戦って死んだ赤血球に細菌が繁殖したものである。
  • 赤血球は、可逆的に、人体の細胞に変化する。その時、核(すなわちDNA)ができる。

 どのような意識と心で現象をとらえるか、モルゲロン症候群に取り組む基本はそこにあると思う。従来医学と千島学説のどちらが正しいかという問いについては、いずれも、ある段階での、ある面からとらえられた、過程としての見解であるということしか言えない。
 千島学説は既存医学を否定するために存在しているのではなく、むしろ、重要な補足訂正を行うためにあると私は思う。しかし、真実はそれだけではないということだ。では、どちらがより自然に則し、より真実に近づけるかというと、私自身は千島学説を採る。モルゲロン症候群も千島学説を軸にしたほうがわかりやすいし、身体的癒しも多く見いだせると思う。

掲載:2008/05/03
改訂: 2019/03/10
矢部完, Mamoru Yabe

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