インフォグリーン since 1999 ... Plants, Agriculture, Horticulture, Life and Cosmos

2014.3.14

2.14 豪雪──河口湖

ちょうど3年前、2011年3月11日、東北大地震と破壊的な津波が起こった。これに伴って原発はメルトダウンし、東日本大震災と呼ばれるようになり、いまなお被害を拡大している。

当地でも未曾有の積雪となった「2.14豪雪」はそれと無関係ではなく、様々な意味で、一連の現象である。
それからちょうど1カ月が過ぎた。

私は、今回の豪雪に見舞われたとき、東北の被災と、それに耐え続け、また、生き抜こうとしている人々を思った。そして、未曾有とはいうものの、今回の程度で済んでいることに深い痛みを伴う感謝の念がわき起こった。
警鐘と浄化と、一体であることへの気づきと、祈りと助け合い……

所用もあったが、ふと、何とはなしに、思いの湧くままに河口湖の北岸を訪れ、上の写真を撮ったのだった。あとで気がついたら、その日は 3.11 だった。
始まったばかり──

3.14

2月14日(金)

激しい降雪。早朝からすでに積もっていた。お昼過ぎにはすでに車の立ち往生、交通障害が起こる。
雪に埋もれて凍死した方も……。仕事からの帰途だったとのこと。

2月15日

1
2
3-1
3-2
4

15日零時4分。昨日から降り積もり、すでに膝上の深さに(積雪14日は公式発表で 75 cm)。空けた道がみるみる埋もれていく。

10時50分。先週の降雪が根雪となり、さらに今回140cm以上。雪かきで積んだ雪は背丈を越えた。 10時51分、埋もれた乗用車が路上に。道路には、どこかへ除雪に向かったホイールローダーの轍〈わだち〉だけがある。 11時16分、持ち主の家族が車を掘り出しに訪れていた。筆者も手伝い、お昼までには脱出した。 今にも落ちそうな雪。これで1〜2tあるか。急傾斜の屋根に、雪止めでようやく留まっている。
5
6
7
8
9
屋根には1週間前に降った雪が残っており、深いところで 160 cm ほどにもなっている。 旧鉄工所の廃屋。柱と屋根は鉄骨だが、中央に柱のない個所の屋根はつぶれた。 雪雲がきれいに去り、もうもうと激しい湯気を立てるかのような富士。不思議な力と動きに満ちている。あまり見ない光景。 河口湖西部の美しい山々。降る量が多く、枝から雪が落ちるため山は真白にはならない。
10
11
12
13

景観の変わった世界を眺めるヒヨドリ。また、バナナを食べに毎日わが家に来るようになった。 屋根からの落雪で埋もれたイチイの生け垣。 スチールパイプのビニールハウスは、特に古いものは、重みに耐えきれないようだ。 生け垣の雪の一部が落ちてきて道路をふさごうとする。枝が密なところの雪は留まっている。
14
15-1
15-2
15-3
15-4
ホイールローダーの深いわだち。もう車は通れない。(翌16日、車1台通れる幅の1回目の除雪) 2月15日。通りすがりの人から雪の深さがうかがえる。 2月22日。車1台通るのがやっとだが、すれ違える個所も出来てきている。 3月6日。3週間後。 3月14日。ちょうど4週間後。昨13日は激しい風雨でずいぶん雪も融けた。そして、雪がまたちらつく──2.14豪雪以来。

2月19日

1
2
2車線道路の国道は1車線分の除雪ができていた。渋滞がひどい。写真2は立体交差の側壁。

2月22日

1
2-1
2-2
2-3
3
河口湖西部〜西湖南部の連山。 小学校も雪に埋もれた。校庭に道を空けると、積まれた雪は背丈以上になる。通学路が確保できないため、しばらく休校となっていた。 ずり落ちる雪にできたつらら。肉食獣の歯のようでもある。 雪が落ち、防災放送用のスピーカーが。以前から壊れていて、用をなさないものではあったが…。
4-1
4-2
除雪時に、ホイールローダーや油圧ショベルで積まれた雪。重機が足りないためか、出動までに1週間近くかかった。他では、満足に自動車の通れない道路もまだまだあった。

2月23日

1
2
3
富士宮・浅間大社に雪はなく、穏やかでやわらかな気に包まれ、紅梅が盛りを迎えようとしていた。 白梅はやや遅く、咲きはじめたばかり。 イロハカエデの種子。今年は枯れ葉が落ち切らず、木に残っているものが多い。
(浅間大社)

3月3日

1
2
3
4
5
雪下ろしは三日がかり。積雪と下ろした屋根の雪に、秋に手入れしたベニシダレ (カエデ) が埋もれた。寒さで雪は枝にへばりつく。そして、雪解けとともに枝に重みがかかり、ついに太枝が折れた。通常では見ることのない姿がある。
たかが植木なのか。日常とは何か。破壊とは何か。誰が誰を……。なぜ、破壊は痛々しく、絶望的でやるせないのか。
──進歩の断念または拒絶。幼い魂。
そして、この樹木の生命は、なおも、天とも地ともつながっている。

3月4日

1
2
3
河口湖西部〜西湖南部の連山。東から毛無山、十二ヶ岳、節刀ヶ岳、金山、鬼ヶ岳など。 河口湖湖北の連山。

3月8日

1-1
1-2
2-1
2-2
2-3
浅間大社・湧玉池の白梅。
梅は細い前年枝に花が着く。当年の長い太枝は数枚の葉を残して姿よく剪定する。ここに翌年、写真1-2のように、開花枝が出る。
朝霧高原(標高845m地点)の東に望む富士。 朝霧高原西側の三山。左から毛無山、雨ヶ岳、竜ヶ岳。

3月11日

河口湖北西部・湖北ビューラインのある湖畔から富士を真南に見る。

3月14日(1カ月後)

山梨県で最も雪の影響(被害)を受けたのは農業だった。ほとんどは施設(ハウス)の倒壊・潰崩〈かいほう〉である。

施設農業の損害は甚大だ。その一方では、国からの財政援助が手厚くなる場合もある。問題は十分な支援を受けるに至らない、あるいは受けられない小規模農家だろう。高齢化・後継者、相続等の問題と併せ、農業を手放すケースが増えなければよいのだが。
ただでさえ、農業ワースト2(耕作放棄地)の山梨である。真に自然に則した自発的で地道な耕作が年月をかけて育たないと、お金にモノを言わせた施設農業のような手法ではあっけなく崩壊することがあるように思われる。それが今回よくわかった。

私は昨年、耕作を3月10日から始めたが、今年は少し遅れそうだ。農家といえるほどではないが、露地栽培ばかりの私にとっては雪害といってもその程度である。もっとも、今後また大雪になる可能性もないとはいえず、予断を許さない。他の異変──旱魃・寒冷・猛暑・豪雨・降灰等──も含め、状況次第ではそれなりの苦難を受ける。
ただし、天の恩恵はその先にある……。

1-1
1-2
1-3
2-1
2-2
13日の大雨で、畑の地肌か見えるようになってきた。 雪下から姿を現したキャベツの小株。雪の保温・保湿効果か、雪のないときより状態がよいようだ。 寒風に晒されやすい別の畑地はいまだ雪原。あと20 cm ほどか。 1カ月前の2月14日に今回の大雪が降り始めた。同じ14日にまた雪となった。今年に入ってから、週末が雪になる天気予報が多かった。その前の日あたりはケムトレイルが多く見られた。これはただの偶然ではないだろう。
3-1
3-2
3-3
3-4
ビニールハウスの潰崩──復旧は、いつ、どのようにして ?
また、東北や、壊れた原発は ?

破壊された星から持ち越されて来た、地球の本質的なカルマ──

3 TOPICS Top

▲ Page Top

Infogreen HOME

Copyright Infogreen since 1999. All rights reserved.