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このサイトについて

fujiandkawaguchiko-backlight
河口湖では季節によって富士山が逆光で見え、北斜面に濃い陰影ができる時がある。
この鋭く強い印象の霊峰は北富士ならではの光景である。

来 歴

もともとは東京在住で出版・広告というマスコミに携わっていた。
1996年12月6日、DTP目的で初めて Apple の Mac を導入してから、デジタル分野に関心が向いた。
1999年6月、ドメインINFOGREEN.COMを取得、「園芸情報サイト インフォグリーン」の名で WEB 展開を始めた。当時、園芸分野では国内アクセストップが続いた。
「農園芸」という言葉は当時私がサイト展開で使っていた言葉で、業界やマスコミでは誰も使っていなかったが、今は普通に使われるようになった。そんな出来事はいくつもある。業界とはそういうところだ。今は、農事、園農という言葉に親しみを感じている。

ドメイン名 INFOGREEN.COM は「世界は葉から創られている」という或るガーデナーの言葉に感じ、この名にした。「葉」だから「緑」。また当時、Yahooに並ぶポータルサイトに Infoseek というのがあり、いいと思っていた。インターネットが始まった時期にちょっと独自の視点を持った園芸専門サイトを作ってみたいという思いを持ちながら、名前の参考にした。

『旧約聖書』「創世記」には、神が地と海を分けてからまず地に植物を配したことが記されている。『古事記』には、神々の創造と配置の際、火水空風の自然を司る天津神が降り、次いで山川草木を司る天地の神々が生まれたことが記されている。INFOGREEN.COM のサイトでは、出版・広告で最後に携わった農、園芸、庭、植物などの話題を公開したが、上のモチーフは常に意中にあった。それは今も変わらない。
そのサイトをいったん休む時期があったのは、地球や宇宙に関する重要な様々な真実に触れる機会があり、目からウロコが落ち、旧来の意識ではモノが表現できないないとわかったからだ。そして、気づきとともに修正したいと感じた。

今、富士山麓の河口湖の近くで、自然に寄り添いながら静かに暮らしている。しかし、相変わらず世は悲喜、苦楽、様々である。もちろん私もである。ただ、世界的に天災、人災が派手になってきたのを如実に感じる。それらの現象の根は一つだと思っている。

自分には昔のような無鉄砲はなくなったかもしれないが、発するものに迷いもなくなった。迷いがなくなった分、別の無鉄砲さが生まれたかもしれない。
自分にできるだけのことを可能な範囲でやるまで。だが、何ができるのか、何をやったら正しいのかはよくわからない。それでも今なお、何か見えない力に導かれているのを感じる。きっと、やりたいと思える、やるべきことを、ただ淡々とやればいいのだろうとは思う。 このサイトはそのための場のつもりだ。

インフォグリーン 矢部完 (Yabe, Mamoru)